原因となる要素
膝が曲がったまま地面についているパターン
膝は伸びることで関節の周りにある靭帯が緊張してしっかり固定してくれます。床に踵がついた時に膝が伸びていないと靭帯の力を上手く活用できません。これが膝のぐらつきに繋がってしまいます。
具体的には足をついた瞬間は膝の曲がりがおおよそ0〜5°、つまりはほぼまっすぐになっているのが一般的です!
体重をかけたタイミングで膝がぐらついてしまうパターン
- 内側に膝が入ってしまう
体重をかけた瞬間、お尻の筋肉が十分に働かないと体重に負けて膝が内側に動揺する『内側トラスト』が生じてしまいます。要するに膝が内側に入る訳です!
これが起こると転倒リスク増大や膝の痛みに繋がってしまいます。 - 膝が外に行ってしまう
これは変形性膝関節症の方に多く見られます。
原因として、お尻、内もも、すねなどの筋力低下が原因になることが多いです。
これ以外にも足部アーチの低下『扁平足』によっても膝の動揺は生じてしまいます。膝だけへのアプローチじゃダメなんです!
- 監修/PT和田
- 理学療法士。訪問介護事業を営む家に生まれ18歳で理学療法士を志す。3年間勉学に励み、国家資格取得。運動だけでなく、ご利用者様の社会進出までを考える RedBearの想いに共感し、2021年入社。動作の専門家として学んだ座学を発揮しパーソナルトレーナーとしても活躍。個別最適なメニューづくりにかけて長けており、実際に経験した体験談など配していきます。