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2025 /1/4/ Sat

冬は乾燥にご注意を!~老人性乾皮症~

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看護師コラム

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『皮脂欠乏性湿疹』になると保湿剤だけでは治療出来ません。

  • 掻き傷の部分などに保湿剤を塗ると、さらに痒みを招く要因になることもあるため注意が必要
  • 湿疹がある場合はステロイドが入った塗り薬を使用し、最初に炎症部分を治療することがポイント
  • 湿疹をコントロールした上で、保湿剤を使って乾燥を防ぐ

また痒み止めと呼ばれる抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の内服が使用されることもあります。
これらは痒くて病変を掻いてしまって皮膚状態が悪化するという悪循環を断ち切るのに必要です。ただ、ステロイドは薬の強さが様々ありますので医師から診察を受けた上で使用してください。
また抗ヒスタミン剤などの痒み止めも医師の指示のもと使用してください。

 

監修/鑄谷 詩織
2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。
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