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2025 /2/5/ Wed

寒暖差アレルギーってなに?症状、原因、予防策は?

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看護師コラム

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寒暖差アレルギーになりやすい人って?

寒暖差アレルギーは子供や男性には少なく、筋肉量の少ない高齢者30〜40代の成人女性に多いといわれています。
加齢や運動不足により筋肉量が減り、基礎代謝量が減ると体内で産生できる熱が少なくなります。
その結果体温調整がしづらくなり、寒暖差に弱くなってしまいます。

他にも、、

✅ストレスが多い
✅昼夜逆転の生活をしている
✅運動不足である
✅偏食ぎみ

など、自律神経が乱れやすい生活をしている人が発症しやすいです。

 

 

主な症状は?

次は寒暖差アレルギーの症状についてです。
風邪やアレルギー性鼻炎との症状の違いも含めて記載していきます。

①くしゃみ

風邪の場合はくしゃみが続けて出ても3、4回程度ですが寒暖差アレルギーやアレルギー性の鼻炎は何度も続けてくしゃみが出るのが特徴。
そして寒暖差アレルギーの場合はくしゃみが続いたとしても一時的ですがアレルギー性の鼻炎ではアレルゲンのある環境下にいる限り症状が続きます。

②鼻水

風邪の場合は黄色っぽかったり粘り気のある鼻水が出ることがあります。
寒暖差アレルギーやアレルギー性鼻炎の鼻水は無色透明でサラサラしています。

③鼻づまり

アレルギー性鼻炎や風邪ではアレルギー症状を引き起こすアレルゲンや病原体がいる間は鼻づまりが起こりやすく、症状が続く場合があります。
寒暖差アレルギーでは鼻閉感よりもムズムズした感じになることが多いです。

 

他にも、寒暖差アレルギーでは倦怠感や頭痛、肩こりといった症状が出る方もいます。
風邪での特徴的な症状である発熱はアレルギー性鼻炎ではほとんどなく、寒暖差アレルギーでは起こりません。
また、目の痒みはアレルギー性鼻炎での特徴的な症状です。

監修/鑄谷 詩織
2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。
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