ロコモティブシンドロームって?
こんにちは!
急な寒波到来で凍える寒さが続きますね☃️
風邪をひかないように気をつけて2月を乗り越えましょう!!
みなさん、「ロコモティブシンドローム」って聞いたことありますか?
加齢や体の機能の障害などにより、体を動かすための運動器(骨や関節、筋肉)や神経の機能が低下して、「要介護」や「寝たきり」などの危険が高くなった状態を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と言います!
現在日本では「介護」や「支援」が必要とされる人の数は年々増えていて、その5人に1人は運動器の障害が原因です。
そこで、健康でイキイキした生活を送るためには「動ける能力(ロコモティブ)」を維持することが重要と考え、日本整形外科学会が2007年から「ロコモティブシンドローム」という言葉を提唱し、対策を呼びかけています。
🟡どうしてロコモティブシンドロームが大切なの??
体を動かすために、運動器は互いに関連し合って働いています。
このため、運動器のどれか一つが衰えたり病気になったりすると、体をうまく動かすことができなくなり、転倒などの危険が高まってしまいます。
そして、「要介護」や「寝たきり」になってしまうおそれがあります。
そうなる前に、腰やひざの痛み、加齢によるバランス能力や筋力の低下などのが現れた早い段階からロコモティブシンドロームとしてとらえ、対策を行うことが重要です。
🟡ロコモティブシンドローム三大原因とは?
- 骨粗鬆症 ……骨の密度が低下して骨折しやすくなる
- 変形性関節症…ひざの関節軟骨がすり減る
- 脊柱管狭窄症…神経が通っている背骨の中の空間が狭くなり足に痛みやしびれが現れる
特に「変形性ひざ関節症」の患者数は最も多く、日頃からの対策(トレーニングや日常生活の改善)が大切です!

- 監修/榎戸 あすか
- 2019年医療事務管理士免許取得。二次救急指定病院にてクリニック、入院病棟ともに4年間医療事務として勤務し介護業界へ転職。これまでの経験を活かしつつ、日々吸収していく情報をコラムで発信していきます!