認知症患者は噓をつく?正しい対処法とは
認知症の症状にはさまざまありますが、認知症症状の一つとして「嘘をつく」という症状があります。
認知症の方の嘘で振り回されることもあり、ストレスとなることもあると思います。
ですが、なぜ認知症の方が噓をつくのかを理解することで、その方の考えや行動に少しでも寄り添うことが出来るのではないでしょうか。
この記事では、認知症患者の嘘とその対処法についてお話しします。
認知症の方がつく嘘にはどのような噓があるのか
認知症症状として、事実と異なることを言うことがあります。
認知症の方の作り話によくあるパターンの一つとして「身の回りで起きたことを誰かのせいにする」というものがあります。
ほかには、「忘れていることを忘れたと言わずにごまかす」というパターンもあります。
作り話だとしても会話自体は成立していたり、受け応えがしっかりしていてそれらしい流れに聞こえたりすることも珍しくありません。
このような場合、周囲が認知症による症状と気付きにくい可能性もあり、注意が必要です。
僕が前職の施設でよく耳にしたのは、例えばこんなものです。
朝ご飯を食べたあと
「私お腹が空いたのよ、朝ご飯ってまだなの?」
「今日はご飯を食べてない」
お財布が見当たらないとき
「最近誰かが部屋に来て私のお財布を盗んでいくの」
「〇〇さんにお財布を盗まれた」
他者の会話・様子から
「あの人私の悪口を言っている」
「いつも睨みつけてくる!」
施設職員や家族はいつも見ているため、やっていないことや本人がなくしたということがわかります。
そのため「なぜ噓をつくのだろう?」「そんなことはないのに」と思ってしまうかもしれません。

- 監修/原島 涼
- 2020年介護初任者研修取得。介護付き有料老人ホームにて勤務した後にリハビリ型デイサービスのレコードブック事業へ転職。介護の経験を活かした予防メニューがお客様の間でも話題のトレーナー。体のサポートのみならず心のサポートも強みの若手トレーナー。