みなさんこんにちは!
8月になり、どんどん暑くなってきましたね!
今回は暑くなってきた今、注意していただきたい食中毒についてお話ししたいと思います。
食中毒の原因は主に細菌とウイルス
原因となる代表的な細菌
- 腸管出血性大腸菌(O157、O111など)
- カンピロバクター
- サルモネラ属菌
細菌が原因となる食中毒は夏場(6月〜8月)に多く発生しています。
食中毒を引き起こす細菌の多くは室温(約20℃)で活発に増殖し始め、人や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も早くなります。
また細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め湿度も高くなる梅雨時に、細菌による食中毒が増えます。
食中毒を引き起こすウイルス
一方、ウイルスが原因となる食中毒は冬場(11月〜3月)に多く発生しています。
ウイルスの代表的なものにはノロウイルスがあります。
ノロウイルスは調理者から食品を介して感染する場合が多いです。
その他、食中毒の原因となるものは?
その他には毒キノコやフグなどの自然毒、近年発生の多いアニサキスなどの寄生虫なども食中毒の原因となっています。
さまざまな原因物質によって食中毒は1年を通して発生します。

- 監修/鑄谷 詩織
- 2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。