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2025 /9/10/ Wed

【納豆で腸活】その方法と意外なキケンも!?

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管理栄養士コラム

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納豆を摂取することで期待できる効果

◯腸内環境改善
◯骨の健康(骨粗鬆症や骨折予防)
◯高血圧予防
◯血糖値の上昇を抑える

 

納豆摂取のポイント

◯1日1パックを目安に

納豆は善玉菌を増やす効果がありますが、食べ過ぎてしまうと腸内で納豆菌が増えすぎて、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れてしまいます。
食べ過ぎは胃腸の調子を悪くしてしまうこともあるため、1日1パックまでにしておきましょう。

◯合わせて食べて効果アップ

・納豆+卵やシラス
動物性タンパク質と植物性タンパク質を合わせることでタンパク質の質がより高まります。

・納豆+海藻(めかぶ、わかめ、もずく)
海藻はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富。
納豆と海藻を合わせることでカルシウムが強化され、骨の健康により効果があります。
また整腸作用も期待できます。

・納豆+発酵食品
キムチや漬物、味噌を味噌汁として、デザートにヨーグルトなど
納豆菌+乳酸菌で腸内細菌の多様性をアップ!
相乗効果で免疫力アップや整腸作用が期待できます。

 

【注意】納豆摂取を控えた方がいい方

・ワルファリン(抗凝固薬)を服用している方

納豆に含まれるビタミンKが血液を固める作用を持つため、薬の効果が弱まってしまいます。
納豆や青汁、クロレラはビタミンKを多く含みます。
自分が摂取してもいいのかわからないという方は、医師や薬剤師にご相談してみて下さい。

・消化器系が弱い人、胃腸手術後の方

健康な方にとっては有用な納豆ですが、ガスや膨満感を招くことがあります。
消化機能が弱っている方や胃腸の手術後の方は医師や管理栄養士に相談してみて下さい。

・尿酸値が高い人(痛風傾向)

納豆はプリン体が比較的多く含まれています。
過剰に食べると尿酸値の上昇につながるため、1日1パックまでにしておきましょう。

 

まとめ

腸活は心と身体の健康につながります。
納豆はヨーグルトなどの乳酸菌よりも生きて腸に届きやすく、腸内で増殖するため持続力が高いのが特徴です。

また整腸作用や骨粗鬆症・骨折予防、高血圧予防や血糖値の上昇を抑える、免疫力アップなど、様々な嬉しい効果が期待できます。
ただし、納豆だけを食べるのでは栄養が偏ってしまうため、様々な食品を3食食べる基本は忘れないようにしましょうね。

今日から腸活の一歩として納豆はいかがでしょうか?
ぜひ試してみて下さい。

監修/和田 美里
管理栄養士。保育園で栄養士として給食業務や食育に従事した後に2018年介護業界へ転職。管理栄養士という資格を活かし、運動面と食生活面からお客様の身体にアプローチ出来るのが強み。
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