秋花粉:ヨモギ
ヨモギはキク科で、夏から秋にかけて枝分かれした茎に2〜3mmほどの花をつける植物です。
関東では7月下旬〜11月中旬、12月中旬に花粉が飛散します。
ピークは9月中旬です。
秋花粉:カナムグラ
カナムグラは、アサ科のつる性の植物で、葉は掌のような形。
花は雄株と雌株で形が異なります。
- 雄株:白緑色の小さな花を大量に咲かせ、花粉を撒き散らす
- 雌株:ホップのような花を咲かせる
関東では8月中旬〜11月中旬に花粉が飛散します。
ピークは9月上旬〜10月下旬頃になります。
秋花粉:イネ科
花粉症の原因になるイネ科の植物は多数あり、春から秋にかけて開花します。
夏から秋に開花するものとしてはススキ、オシヒバ、メシヒバ、アキノエノコログサなどがあります。
イネ科は関東では2月中旬〜12月下旬に花粉が飛散します。
秋の花粉症の症状
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
- 目の充血
などで、春の花粉症と共通しています。
ただし、秋の花粉はスギなどに比べて粒子が小さいものが多く、体の奥まで入り込みやすいという特徴があります。
そのため喉から気管支にかけての症状に特に注意が必要です。
喉の不快感や咳などの症状に加えて、花粉が気管支に入り込み喘息のような症状を引き起こすこともあります。
風邪と勘違いしやすいため、症状が長引く場合には耳鼻咽喉科や内科を受診しましょう。
さいごに
いかがでしたか?
これからの季節、秋の花粉症にご注意ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
【参考URL】
tenki.jp
大正製薬|アレルラボ

- 監修/鑄谷 詩織
- 2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。