正解は、死んでいる乳酸菌にも健康への効果があります!
生きている乳酸菌も死んでいる乳酸菌も腸内環境を整えたり、免疫力アップの効果が期待できます。
特に免疫力アップに関しては死んでいる乳酸菌の方が効果が高いと言われています。
ですが、生きている乳酸菌と死んでいる乳酸菌では、体へのアプローチ方法がそれぞれ異なります。
🌟生きた乳酸菌
腸まで届くと、乳酸という酸を作り出し、善玉菌が好む弱酸性の環境を作って善玉菌の手助けをします。
逆に悪玉菌は酸が苦手なため、増殖しづらくなります。また、酸によって腸の動きが促され、お通じ改善効果があります。
🌟死んでいる乳酸菌
死んでしまった乳酸菌でも、残っている乳酸が腸内に住んでいる善玉菌のエサとなることで、善玉菌の手助けをします。
また、死んでいる乳酸菌が小腸を通過する時に、病原菌だと認識されることで免疫細胞が活性化し、免疫力アップの効果が期待されます!
🌟注意点
様々な食品に含まれている乳酸菌。健康のために取り入れるうえでの、注意点があります。
- 1日3食、主食・主菜・副菜を揃えたバランスの良い食生活を摂ることを意識し、そこに乳酸菌を追加していきましょう!
- お菓子やヨーグルト、乳酸菌飲料には、食べやすいように砂糖などの甘味料も入っていることが多いので、糖分の摂りすぎには注意しましょう!
- 間食は、1日に200キロカロリーまでを目安にしましょう。
乳酸菌は生きていても死んでいても健康への効果が期待できます。ぜひ食生活に取り入れてみてくださいね☺
- 監修/和田 美里
- 管理栄養士。保育園で栄養士として給食業務や食育に従事した後に2018年介護業界へ転職。管理栄養士という資格を活かし、運動面と食生活面から多角的にお客様の身体にアプローチ出来るのが強みとして活躍中。