ポイント2 排尿、排便はすませましょう
排尿、排便をすませて数分経ってから、または、尿意・便意のないときに測定しましょう。
ポイント3 座った姿勢で、カフ(腕帯)を正しく巻いて測りましょう。
正しい姿勢を保つこと、カフを正しく装着することは、血圧測定で最も大切なポイントです。椅子の背もたれに軽くもたれ、足を組まず、リラックスして座ります。測定部位(上腕や手首)が心臓の高さ(乳頭の位置)になるよう、机が低い場合は本やクッションなどで調整してください。
カフは、巻き終わった時に、すき間ができないようにぴったりと巻きます。
ポイント4 毎日同じ時間帯に測りましょう
血圧は長期的なデータにこそ意味があります。一日のうちで最も安定した状態が保てる時間帯を選んで、毎日できるだけ同じ時刻に測定しましょう。
ポイント5 寒すぎたり熱すぎたりしない部屋で測りましょう
室温20℃前後に保った部屋で測定しましょう。
血圧は一日の中でも時々刻々と変化しています。起床時と就寝前(寝る前)の毎日決まった時間帯に測定することを推奨しています。
起床後は、起きて1時間以内、トイレをすませ、服薬・食事前に測定します。
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[起床後1時間以内]
●排尿後
●朝食前
●服薬前(降圧剤を飲んでいる場合)
●1~2分安静にしてから
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[就寝前]
●1~2分安静にしてから
就寝前は、入浴後1時間以上時間をあけて測定しましょう。
正しく測定し体調の変化に早く気が付けるようにしていきましょう!
参考:https://www.healthcare.omron.co.jp/zeroevents/bloodpressuremonitor/howtouse.html
- 監修/原島 涼
- 令和2年介護初任者研修取得。介護付き有料老人ホームにて勤務。その後令和5年にRedBearに入社しレコードブックにてトレーナー業務に努める。