寝違えの原因として
1 肩こりがあり、筋肉の緊張が強い場合
2 1のような状態で睡眠中に不良姿勢などで、首の筋肉や関節、靭帯に負担がかかってしまった場合
3 枕の高さが合わなかった場合
通常は無意識のうちに、寝返りを打つことで自然と首や体の姿勢を変えて、一部分にだけ負担がかからないようにしています。
しかし、疲労が溜まっていたり、飲酒後、質の悪い睡眠、合わない枕などで、寝返りが少ないと起こしやすくなります。
首が痛くて動かせない、時には頭痛や背中にまで痛みを感じることがあります。
通常、数時間〜3日ほどで改善します。
痛みが強い場合には、整形外科を受診して、ほかの病気の可能性がないかを調べてもらうといいでしょう。
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ギックリ首なので、まずは安静に!
寝違えは、急性の炎症です。動かして痛い方向には動かさないのがいいでしょう。
無理やり動かしたり、ストレッチなどを行うと、逆効果になることもあります。
まずは、安静にして、患部を冷やすなどして、痛みが弱まるのを待ちます。
医療機関では、消炎鎮痛剤や筋弛緩薬の内服薬湿布薬の処方、電気療法で筋肉を緩めたり、痛む筋肉や筋膜に局所麻酔薬を注射する方法などがあります。
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回復し始めたら、周りの筋肉から徐々に動かす!
痛みが落ち着いてきたら、血流の改善をしていきましょう。いきなり患部ではなく、周りの筋肉から少しづつ動かしていきましょう。
〈解消法〉
1.頭部下のツボ押しで血流アップ!
首の後ろ、髪の生え際にある、肩こりにもよく効く3つのツボを押します。
3つのツボ
- 天柱は太い筋肉の外側、頭蓋骨の下のくぼみ。
- 完骨は耳の後ろにある出っ張った骨の先端あたり。
- 風池はその真ん中あたりです。
押し方
4指で後頭部を覆うようにして、左右の親指の腹で、天柱→風池→完骨の順に、息を吐きながらゆっくりと気持ちいいと思う圧で押していきます。
2.肩甲骨の可動域を広げる
①椅子に座り、両足は骨盤の幅くらいに開きます。息を吸いながら、骨盤の延長線上に頭がくるように姿勢を正し、両腕を前に出して、胸の前で両手を組みます。
②息を吐きながら、胸をさらに前に出し、上体を後ろに引くようにして、背中を丸めます。頭は下げて、首の後ろと背骨が伸びるのを感じます。息を吐きながら、元に戻ります。これを数回繰り返します。
3.寝返りがしやすい自分に合った枕選びを!
日頃から湯船に浸かり、頸部や肩を温めて、血行を促すように心がけましょう。また、寝返りが打ちやすい枕にすることも大切です。
枕の中身を出し入れして調節できるものにしたり低めの枕にタオルを重ねて高さを調節していく方法もあります。自分に合った高さ、クッション性、形の枕を見つけてみてください。
いかがでしたか?
辛い痛みを伴う寝違えを予防するため、生活環境や睡眠環境の見直しをしてみてはいかがでしょうか?😊
最後までお読みいただきありがとうございます
- 監修/飛田 未希
- 令和4年RedBear入社。レコードブック事業にて、トレーナーとして活躍中。強みである元気と明るさを活かし、地域の活性化に貢献するため日々やりがいを感じながら、仕事に取り組んでいます。