- 「冷却」する場合は15〜20分を目安に冷やす
- 冷やした後は1〜2時間空けてまた冷やすことを繰り返す
- 処置を始めてから24〜72時間継続して繰り返すことが推奨されている
- 冷却していると次第に皮膚の感覚の消失が起こるため、感覚が消失するかしないかのタイミングで冷却を一旦やめ、インターバルを置く(インターバルを置くことで凍傷を防ぐことにも繋がる)
このように打撲直後はRICEで対応しますが炎症が治ってくる4日目頃からは患部を温めると内出血が消えるのが早まります。お風呂で湯船に浸かったあと痛みや腫れや熱感がなければ炎症が治まっているので温め始めると良いです。
また内出血を早くなくすために、食事はタンパク質やビタミン、ミネラルを意識して摂取してください。
タンパク質については、日々のヒント① 日々のヒント② こちらをご覧ください!
皆様は、転倒後にどのような対応をしていましたか?痛みが強かったり腫れが続く場合にはしっかりと受診をお願いします。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
参考
https://www.yurin.or.jp/emergency-department/fall
https://iekuru-dr.com/blog/007/
- 監修/鑄谷 詩織
- 2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。