🌟腎臓のもつ5つの役割とは?
- 老廃物を排泄する
血液をろ過し、老廃物や余分な塩分は尿として排出し、体に必要なものは再吸収する。 - 水分や電解質のバランスを整える
体内の体液量や電解質(ナトリウム・カリウム等)の量を調整して、体のむくみを防いだり、神経の伝達や筋肉の動きをスムーズにする。 - 血圧を調節する
血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増やすなど、塩分と水分の量を調節することで、血圧を調整する。 - 骨を丈夫にする
骨を強くするために必要な働きを持つ、活性型ビタミンDを作っている。 - 赤血球をつくる働きを助ける
赤血球の生成を助ける、エリスロポエチンというホルモンを分泌する。
このように、腎臓が多くの役割を担っていることがわかるかと思います。
では、腎臓の機能が低下するとどのようなことが起こるのか、先ほどご説明した5つの役割と関連付けてみていきましょう。

- 監修/樋口 三夏
- 看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。