身近なキケン、低温やけど🔥
皆様こんにちは!
年が明け2025年が始まりました!今年もよろしくお願いいたします🐍
寒い日が続く中で、こたつや電気毛布、カイロなど使っている方も多いのではないでしょうか。
手軽に暖を取れて便利なものですが、「低温やけど」の原因になるため、使用時は注意が必要になります。
今回は、低温やけどについて解説します。
「低温やけど」とはカイロや湯たんぽなど、体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長く触れ続けることにより起きる火傷です。
料理中にやかんや鍋に触れてしまったり、ストーブやアイロンに当たったり、
日常生活で非常に熱いものに接触して起こるやけどは気がつきやすく、すぐに熱源から離れますよね。
そのため症状が軽くすむこともあります。
一方、44~50℃程度のものに長く触れることで生じる低温やけどは、すぐには気がつかないことが特徴です。たとえば、寒い時期にこの温度帯の湯たんぽや電気毛布、使い捨てカイロなど心地よく感じるため、つい触れ続けてしまうことも少なくありませんが、素肌に数分〜数時間触れていると、自覚症状のないまま皮膚の奥のほうにじわじわとダメージが拡がってしまいます。
「低温」という名前から、やけどの程度も軽いのではと思われがちですが、
低温やけども重症化したり、高温のやけどより治りにくくなったり、注意が必要なのです⚠️
- 監修/高畑 汐里
- 看護師・保健師免許取得後、大学病院の混合外科病棟にて3年間勤務。患者様の手術への不安に寄り添うことや看護へのやりがいを感じる中でも、もっとひとりひとりと向き合ってご高齢者の皆様を支えたいと思うようになり介護業界に転職。ご利用者様がいつまでも自分らしく生活できるよう、楽しい運動作りと笑顔になれる雰囲気づくりを心がけております。