1、幅が広すぎる
窮屈なのがイヤでついついゆったりめの靴を買ってしまう人、いませんか?
ラクかもしれませんが、幅が広すぎる靴を履いていると巻き爪になるリスクがあります。
ゆったりということは「靴の中で足が動く」ということです。
動けてしまうことでつま先が頻繁に靴にぶつかり、圧力がかかることに。
そのため爪は内側に曲がりやすく、巻き爪になる可能性が高くなります。
2、ぴったりすぎる
ゆるい靴だと良くないなら、足にぴったりの靴にすればいいの?
そう思ってゆとりがなくつま先が当たっているような靴を選ぼうとしている方、ちょっと待ってください。
試し履きでは気づきにくいのですが、足の大きさにぴったりな靴はつねに圧迫されることで血行不良につながります。
足は血液を巡らせるための重要なポンプの役割も担っているため、締め付けてしまったら血行不良で疲れやすく、むくみやすくなってしまうんです。
このように、足に合っていない靴を履くことでさまざまなリスクが出てきます。
短期的にもつまずきや転倒につながりやすいため、とくに高齢者の方は注意が必要です。
また、みなさんよく知る外反母趾も、幅が広すぎる靴やぴったりすぎる靴が原因のひとつとされています。
- 監修/鴨志田 輝
- 靴業界にて12年間従事し、2019年に介護業界へ転身。 靴のフィッティングやフットケアを行いながらお客様の健康維持に努める。現在はレコードブック西荻窪の管理者としてスタッフ育成に励む。