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2025 /4/14/ Mon

高齢者は注意!?春バテの症状と解消法

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看護師コラム

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春バテの解消方法

①バランスのよい食事を意識する

春バテに負けないカラダをつくるには、栄養バランスの整った食事を3食しっかり摂ることが大切です。
中でも心身ともに健康を維持するためには「ビタミン」「カルシウム」「トリプトファン」を多く含む食べ物を積極的に取ることをオススメします。

「ビタミン」=血行促進、疲労回復、抵抗力の向上

  • 肉 類:豚肉、レバーなど
  • 野菜類:にんじん、ほうれん草、トマトなど
  • その他:卵など

「カルシウム」=骨を強くする、イライラの解消

  • 乳製品:牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
  • 野菜類:小松菜、いりごま、チンゲンサイなど
  • 魚 類:わかさぎ、干しエビ、ししゃも、うなぎの蒲焼きなど
  • 大豆製品:厚揚げ、木綿豆腐、納豆など
  • 海藻類:ひじき、昆布、わかめなど

「トリプトファン」=気分の落ち込みや集中力の低下といった精神的な症状の緩和

  • 乳製品:牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
  • 大豆製品:豆腐、納豆、味噌、醤油など
  • 魚 類:カツオ、マグロなど
  • ナッツ類:アーモンド・ピーナッツなど
  • その他:バナナ、卵など

②入浴でリラックス!ストレスを軽減する

お風呂に浸かると副交感神経が働いてリラックスした状態になり、血行もよくなることから自律神経の乱れが整います。
ややぬるめ(38〜40℃)のお湯に、10分以内ですませるのがおすすめです。

 

③質の良い睡眠をとる

  • 朝起きたら太陽の光を浴びる
  • 30分程度の適度な運動習慣をもつ(就寝3時間くらい前に行うのが理想的です)
  • コーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲食物は就寝4時間前までにする
  • 食事は就寝2時間前にすませる
  • 入浴は就寝2~3時間前に入る
  • 就寝前はテレビなどの画面を見ない

以上のことに気をつけて過ごしましょう。

運動は、朝日を浴びながらウォーキングしたり、踏み台昇降をしたりがオススメです。
段差を使うのは身体に負担がかかるという方は、椅子に座った状態で足の太ももを左右交互に上げる運動でも良いでしょう。

 

④冷え対策に取り組む

春バテを予防するには、気温差による影響をできるだけ防ぎましょう。
服装に細かく気を配り、身体を冷やさないようにしてください。
うまく体温調節をすることで身体が温まって血流が良くなり、副交感神経が優位になります。
乱れた自律神経の改善効果が期待できますよ。

監修/高畑 汐里
看護師・保健師免許取得後、大学病院の混合外科病棟にて3年間勤務。患者様の手術への不安に寄り添うことや看護へのやりがいを感じる中でも、もっと1人ひとりと向き合ってご高齢者の皆様を支えたいと思うようになり介護業界に転職。ご利用者様がいつまでも自分らしく生活できるよう、楽しい運動作りと笑顔になれる雰囲気づくりを心がけております。
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