お食事にひと工夫して夏バテ対策を!
暑さの厳しい日々が続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか?
身体がダルい、食欲がない......
その症状、もしかしたら夏バテかもしれません。
今回は夏バテの原因と予防・回復のためのお食事についてご紹介します!
夏バテが起こる主な原因と症状
①自律神経の乱れ
- 高温多湿の中で体温を下げようと汗をかき続けると自律神経がフル稼働
- 冷房と外気の気温差で自律神経が混乱し、倦怠感、眠気が出やすくなる
②胃腸機能の低下
- 暑さで血液が体表に集まることで、消化器官(胃腸)への血流量が減り機能が低下
- 冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると胃腸が冷え、消化・吸収力が低下
③水分・ミネラル不足
- 汗をかくことでナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが失われる
- 体液のバランスが乱れると脱力感、めまい、頭痛が起こることも
④栄養不足
- 食欲が落ちて糖質やタンパク質量が減ると、エネルギー不足で疲労感が増す
ビタミンB群やクエン酸が不足すると栄養素のエネルギーへの変換が滞る
→食べていてもエネルギーにならず、疲労物質も分解されないため、疲れやすくなり、倦怠感が増す
夏バテの倦怠感や食欲不振……どうすれば予防・回復できるのでしょうか?

- 監修/和田 美里
- 管理栄養士。保育園で栄養士として給食業務や食育に従事した後に2018年介護業界へ転職。管理栄養士という資格を活かし、運動面と食生活面からお客様の身体にアプローチ出来るのが強み。