【納豆で腸活】その方法と意外なキケンも!?
皆様、「腸活」という言葉を知っていますか?
テレビ等で聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか?
「漠然と身体に良いことはわかるけど、実際に何をしたらいいの?」
そんな方のために!今回は、
- 腸活のために効果的に納豆を取り入れる方法
- こんな人は納豆は食べない方がいいという注意点
をお伝えします!
そもそも「腸活」とは
腸内環境を整えて、腸の働きを良くする生活習慣のこと。
腸活で期待できる効果
- 便通改善
- 免疫力アップ
(体内にある約7割の免疫細胞が腸に存在するため) - 肌の調子を整える
- 心の安定
(幸せホルモンであるセロトニンは約9割が腸で作られるため、精神にも影響する)
腸活をすることは、心と身体の健康に繋がっていきます!
腸活におすすめの食べ物【納豆】
そんな腸活におすすめしたい食べ物の一つが納豆です。
納豆の栄養をご紹介します。
良質なタンパク質
体内で作ることができない、生きていくうえで必ず摂取する必要がある必須アミノ酸。
納豆はこの必須アミノ酸のバランスの良さを表すアミノ酸スコアが100の満点!
良質なタンパク質といえます。
食物繊維
水に溶けてゆっくりと腸内を移動し腸内環境を整える水溶性食物繊維。
善玉菌のエサとなってくれるため、善玉菌の働きを活性化させます。
水を吸って便のかさを増やし、腸を刺激して動かす不溶性食物繊維。
豆はこの2種類の食物繊維をバランスよく含んでいるため整腸作用が期待できるんです。
また、食物繊維は血糖値の急上昇を抑える効果があります。
ビタミンK
ビタミンKは骨へのカルシウムの定着を促す効果があり、骨粗鬆症予防など骨の健康に役立ちます。
また、出血時の血液凝固を助ける働きがあります。
ナットウキナーゼ
納豆菌が作り出すタンパク質分解酵素のことです。
ナットウキナーゼには、血栓を溶解し予防する効果が期待されています。
血液をさらさらにしてくれるため、血圧が高い方におすすめです。
大豆イソフラボン
女性ホルモンに似た働きをしてくれ、肌や髪の艶を与えたり、更年期障害の緩和の効果が期待できます。
納豆菌
胃酸では死なず腸まで生きて届き、腸内で増殖して善玉菌をサポートしてくれます。
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌などの多くは胃酸などで死んでしまいますが、その死菌も善玉菌のエサとなって腸内環境改善に貢献します。
ただし、毎日摂る必要があります。
それに比べて、腸内で増殖する納豆菌は持続力が高いのが特徴です。

- 監修/和田 美里
- 管理栄養士。保育園で栄養士として給食業務や食育に従事した後に2018年介護業界へ転職。管理栄養士という資格を活かし、運動面と食生活面からお客様の身体にアプローチ出来るのが強み。